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仕事とお金

一人暮らしの生活費はいくら必要? 手取り15万円、地方で暮らす私の家計予算を公開

MICHI

ひとり暮らしをしていると、気になるのが毎月の生活費です。

「手取り15万円で、どこまで暮らせるのだろう」
「貯金もできるのだろうか」

そんな不安を感じることはありませんか。

私は会社員を辞め、思いがけず長崎に移住しました。現在はアルバイトをしながら、高台にある古い木造一軒家で暮らしています。

一緒に暮らしているのは、長崎に来てから出会った猫のかんちゃん。3歳の男の子です。

収入は手取りで月15万円。決して余裕のある暮らしではありませんが、毎月の予算を決め、できるだけ計画的にお金を使うようにしています。

実は私は、ほとんど準備をしないまま、勢いで長崎に来ました。だから、暮らし始めてから「ちゃんと予算を立てておけばよかった」と思ったことが、何度もあります。この記事では、そんな私が立てた家計予算と、そこで気づいたことを、体験談といっしょに書いていきます。

この記事でわかること

  • 手取り15万円の、11項目の家計予算
  • 古い家・猫との暮らしで「想定外」だったお金のこと
  • 予算を立てるときの手順と崩れた月の対処法

 

 

1.手取り15万円の家計予算を公開

まずは、毎月の家計予算をご紹介します。

項目 月額予算
家賃(管理費込み) 15,000円
ペット費 12,000円
食費 30,000円
水道・光熱費 15,000円
通信費 7,000円
日用品・雑費 10,000円
交際費・娯楽費 15,000円
被服・美容費 8,000円
医療費・予備費 10,000円
保険料 8,000円
貯金 20,000円
合計 150,000円

手取り15万円を、11項目に振り分けています。

この予算は、毎月必ずこの金額で収まるという実績ではなく、収入の範囲で暮らすための目標です。

通勤にかかる費用は、勤務先から通勤手当が支給されるため、この家計予算には含めていません。ただし、通勤以外の外出や買い物などにかかる交通費は、必要に応じて考える必要があります。

また、夏や冬の光熱費、医療費などによって、予算を超える月もあると思います。
それでも、あらかじめお金の使い道を決めておくと、何にいくら使えるのかがわかりやすくなります。

【私の体験談】 予算を立てたきっかけ

私が予算を立てるようになったのは、長崎に来てしばらく経ってからです。移住直後は、「なんとかなるだろう」と、ほとんど家計を気にしていませんでした。でも、家電や仕事がなかなか決まらなかったことから、「今月、何にいくら使ったんだろう」と見直さざるを得ない状況になったのです。

怖くなって、「まずは使い道を決めよう」と、予算を立て始めました。今思えば、移住前にやっておくべきことでした。

2.家賃は1万5千円。高台にある古い木造一軒家

私が暮らしているのは、長崎市の高台にある築60年の木造一軒家です。

家賃は管理費込みで月1万5千円。住居費を抑えられているのは、家計にとって大きな助けになっています。

窓からは長崎の街と海が見えます。坂道を上って帰るのは大変ですが、この家から眺める景色は気に入っています。

ただし、家賃が安いのには理由があります。

設備が古い、隙間風が入る、立地などそれなりの理由があります。

ただ、私の場合は畳の表替えとふすまの張替はしてあったため、築年数のわりにはきれいに見えました。

古い家だからか、エアコンが付いていませんでした。そのため、自分で設置する必要がありました。

家賃が安くても、設備を整えるためのお金や住み始めてから必要になる費用があります。

【私の体験談】 エアコンを買った日

引っ越してしばらくは、「エアコンがなくても、なんとかなるかも」と思っていました。でも、季節が進んで寒くなると古い家は隙間風が入り、長崎と言えどもとても寒いです。「これは、もう買うしかない」と観念して、エアコンを取り付けました。夏になり、蒸し暑さが増してくると、古い木造の家は、思っていた以上に暑さがこもります。家賃が安いことのありがたさも感じましたが、設備にかかるお金を考えるとどうなんだろうと・・・・。

やってみてわかったこと

  • 家賃の安さだけでなく、「設備が揃っているか」も、家賃の一部だと考える
  • 設備を用意する費用は、「準備のお金」として、別枠で貯めておく
  • 家賃が安い分で浮いたお金は、設備や修繕のために積み立てておく

これから地方移住を考えている方は、家賃だけで判断せず、住宅の設備や住み心地まで確認しておくことをおすすめします。

3.食費は月3万円。魚や野菜を上手に取り入れる

食費の予算は月3万円です。

昼食はお弁当を持参し、普段は自炊を中心にしています。

長崎では、魚や野菜が比較的安く手に入ります。旬の食材を取り入れながら、無理なく食費を抑えるようにしています。

節約というと、食べたいものを我慢するイメージがあるかもしれません。でも、毎日の食事は健康にも関わる大切なものです。健康を損なうと医療費がかかります。無理に切り詰めるのではなく、買い物の仕方や献立を工夫しながら、できるだけ予算内でやりくりしたいと思っています。

【私の体験談】 「安い」を味方にする

長崎に来てから、近所のスーパーの鮮魚コーナーを覗くのが、日課のようになりました。「今日は何が安いかな」と見てから、献立を決める。都市部では、先にメニューを決めてから買い物に行っていたので、買い方が逆になりました。旬のものを選べば、自然と食費も抑えられるのです。

やってみてわかったこと

  • 先にメニューを決めるより、売り場を見て決めるほうが、食費は落ち着く
  • お弁当と自炊を組み合わせると、毎月の食費が安定する
  • 節約しすぎて食事の満足度が下がると続かない

4.水道・光熱費は月1万5千円が目標。でも、夏と冬は心配

水道・光熱費の予算は月1万5千円です。

ただ、実際の暮らしでは、この金額で毎月収まるとは限りません。

長崎市では水道代が高いし、古い木造住宅は冷暖房にもお金がかかります。夏は冷房、冬は暖房が必要です。季節によって光熱費が変わるため、特に暑い時期や寒い時期は、予算を超える可能性もあります。

地方に移住すれば生活費が安くなると思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。家賃が安くても、住宅の設備や断熱性によって、ほかの費用がかさむこともあります。

移住先の家を選ぶときは、家賃だけでなく、夏と冬の光熱費まで考えておくことが大切です。

【私の体験談】 「季節で変わる」を予算に入れる

はじめて請求書を見たときは、「こんなものかな」と思っていました。でも、冷暖房を使う季節になると、金額が大きく変わります。古い木造の家は、外の暑さや寒さが、家の中にそのまま入ってきます。それ以来、「光熱費は、1年を通した平均で考える」ようにしました。月1万5千円は、その考え方で決めた目標です。

やってみてわかったこと

  • 光熱費は、最初の数か月ではなく、1年を通して見て予算を決める
  • 暑い月・寒い月は、予算を超える前提で、ほかの項目に余裕を残す
  • 窓やカーテンなどで、冷暖房の効きを少しでも上げる工夫をする

5.通信費は月7千円。携帯電話とインターネットなど

通信費は月7千円です。携帯電話、ケーブルテレビ、インターネットの費用を含んでいます。

通信費は毎月発生する固定費なので、契約内容を見直すことで節約できる可能性があります。ただし、料金の安さだけで選ぶのではなく、自分の暮らしに必要なサービスが含まれているかどうかも大切です。

移住先では、インターネットが利用できるか、希望する回線を契約できるかも、住まいを決める前に確認しておきたいポイントです。

【私の体験談】 契約を一度まとめて見直した

固定費は、一度決めるとそのままにしがちです。私も、暮らしが落ち着いてから、携帯電話、テレビ、インターネットの契約をまとめて見直しました。「本当に使っているサービスはどれか」を確認するだけでも、気持ちがすっきりします。

6.かんちゃんのためのペット費は月1万2千円

私の家計には、ペット費として月1万2千円を計上しています。

かんちゃんは、長崎に来てから出会った3歳の男の子です。ひとり暮らしの私にとって、大切な家族の一員です。

猫と暮らすには、フードや猫砂などの日常的な費用に加え、病気やけがに備えることも必要です。私の家計では、ペット費を独立した項目にすることで、かんちゃんに必要なお金を把握しやすくしています。

動物と暮らすことを考えている方は、日々の飼育費だけでなく、医療費なども含めて予算を考えておくと安心です。

【私の体験談】 ペット費を「別枠」にした理由

最初は、食費や日用品の中に、かんちゃんの費用も混ぜていました。でも、それだと、自分の生活費なのか、かんちゃんのお金なのか、わからなくなってしまいます。そこで、ペット費を独立した項目にしてみたところ、「かんちゃんには、これだけ必要」と、はっきり見えるようになりました。家計の中で、かんちゃんの居場所ができたような気がします。

やってみてわかったこと

  • ペット費は、独立した項目にすると、いくらかかっているかがわかりやすい
  • 日々の飼育費とは別に、病気やけがの備えも予算に入れておく
  • 保険に入る場合は、補償の内容と、毎月の負担額をよく確認する

7.毎月2万円の貯金を目指す

この家計予算では、毎月2万円を貯金に回すことにしています。毎月2万円を積み立てられれば、1年間で24万円になります。

もちろん、毎月必ず貯金できるとは限りません。光熱費が予算を超えたり、医療費や急な出費が発生したりすることもあります。

それでも、最初から貯金の枠を設けておくことには意味があると思っています。

残ったら貯金するのではなく、できる範囲で先に取り分ける。そして、予定外の支出があったときには、家計全体を見直す。そんなやり方で、少しずつ将来に備えていきたいと思っています。

【私の体験談】 「残ったら貯金」では貯まらなかった

はじめは、「残ったら貯金しよう」と考えていました。でも、月末に残るお金は、ほとんどありません。そこで、「先に取り分ける」方式に変えてみました。最初から貯金の枠があると、残りのお金でやりくりする意識が自然と働きます。金額は小さくても、「貯金できている」という実感が、気持ちの余裕につながっています。

8.手取り15万円で暮らすために大切にしたいこと

ひとり暮らしでは、家賃や食費など、毎月必ず必要になるお金があります。その一方で、医療費や家電の買い替えなど、いつ必要になるかわからないお金もあります。

だからこそ、毎月の支出を把握し、無理のない予算を立てておくことが大切です。

私が意識したいのは、次の3つです。

  • 固定費を把握すること。 家賃、通信費、保険料など、毎月決まって出ていくお金を確認する。
  • 無理のない節約をすること。 食費や日用品など、暮らしの質を落としすぎずに工夫できるところを見直す。
  • 急な出費に備えること。 毎月の生活費だけでなく、医療費や家電の買い替えなどにも備えておく。

すべてを完璧にする必要はありません。自分の収入と支出を知り、できることから少しずつ始めていけばいいと思っています。

家計予算の立て方|私のやり方

予算の立て方を、手順にしてみました。

  1. 固定費を書き出す(家賃、通信費、保険料など)
  2. 貯金の枠を先に決める
  3. 食費、日用品、交際費などを、仮の金額で決める
  4. 季節で変わる費用(光熱費、医療費)には、余裕を持たせる
  5. 数か月続けて、実績と比べて、予算を見直す

予算が崩れた月の対処法

  • 超えた項目を、責めすぎない
  • 余裕のある項目から、少しだけ回す
  • 翌月以降の予算を必要なら見直す

まとめ|自分に合った暮らし方を見つけたい

今回は、手取り15万円で暮らす私の家計予算をご紹介しました。

家賃は1万5千円と抑えられていますが、古い家ならではの冷暖房費や、長崎で暮らすうえで気になる水道代など、実際に住んでみてわかることもあります。

地方だから生活費が安いとは限りません。住まいの条件や仕事、交通手段などによっても、必要なお金は変わります。

私自身、十分な準備をしないまま長崎に来ました。今は何とか暮らせていますが、もう一度移住するなら、生活費をもっと細かく調べてから決めると思います。

だからこそ、これから移住を考えている方には、家賃だけでなく、毎月の生活費全体を考えてほしいと思っています。

人生は、いつも計画どおりに進むとは限りません。それでも、お金の流れを知り、できる範囲で備えておくことはできます。

かんちゃんとの暮らしを大切にしながら、無理をしすぎず、自分に合った暮らし方を探していきたいと思います。

ABOUT ME
MICHI
MICHI
「まさか」に導かれるように長崎へ。 故郷でも、憧れの場所でもなかった長崎で、今はアルバイトをしながら、高台の家で猫のかんちゃんと暮らしています。 このブログでは、長崎での暮らし、仕事、ひとり暮らし、そしてこれからの人生について、等身大の目線で綴っていきます。 人生、上り坂、下り坂、そして「まさか」。 その先にある景色を、ゆっくり楽しみながら。

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