賃貸の内見で見落としたもの5選|住んでから気づいた設備の失敗談
こんにちは、MICHIです。
地方移住を決めて住まいを探すとき、間取りや家賃、窓から見える景色など、気になる点はたくさんあります。
私も長崎への移住を決めたとき、これから始まる新しい暮らしを想像しながら、住む家を選びました。
けれど、実際に暮らし始めてみると、内見のときには気づかなかったことが少しずつ見えてきます。
「ここは、もう少し確認しておけばよかった」
そんなふうに思ったことが何度もありました。
今回は、私の失敗談を交えながら、賃貸物件の内見で見落としやすい設備と、住み始めてから後悔しないために確認しておきたいポイントをお伝えします。
これから引っ越しや地方移住を考えている方の参考になればうれしいです。
1.エアコンはなくても大丈夫?甘かった私の考え
内見のとき、私が少し甘く考えていたのがエアコンのことでした。
長崎への移住を決めたとき、引っ越しにかかる費用はできるだけ抑えたいと思っていました。
新しい生活を始めるには、引っ越し代だけでなく、家具や家電、日用品など、何かとお金がかかります。
そこで私は、エアコン以外の家電をレンタルすることにしました。冷蔵庫や洗濯機などを一から購入するより、初期費用を抑えられると考えたからです。
一方で、エアコンについては「なくても何とかなるかもしれない」と考えていました。
今思えば、少し見通しが甘かったですね。
実際に暮らし始めてみると、やはり冷暖房が必要だと感じるようになり、結局、自分でエアコンを用意することになりました。
最初から必要性をきちんと考えていれば、予算に組み込んで計画的に準備できたはずです。
ただ、エアコンは購入すれば終わり、というわけではありません。
賃貸物件では、取り付け工事ができるかどうかも確認しなければなりません。専用コンセントや配管用の穴があるか、室外機を置く場所があるか、大家さんの許可が必要かなど、確認することがあります。
せっかくエアコンを購入しても、希望する場所に設置できなければ困ってしまいます。
内見では、設備があるかどうかだけでなく、ない場合に自分で用意できるかまで確認しておくことが大切です。
私の場合、エアコンは自分で用意して正解だったと思っています。ただ、もう少し早い段階で考えておけば、引っ越し後の出費にも慌てずに済んだかもしれません。
これから物件を探す方は、エアコンの有無だけでなく、設置の可否や費用まで確認しておくことをおすすめします。
2.コンセントの位置と数を確認する
内見では、部屋の広さや収納の大きさに、目が向きがちです。けれど、暮らし始めると、コンセントの位置も大切だとわかります。
たとえば、ベッドを置きたい場所の近くにコンセントがなければ、スマートフォンの充電に不便を感じるでしょう。テレビやパソコン、電子レンジを置く場所によっても、必要なコンセントの数は変わります。
延長コードで解決できる場合もありますが、家具の配置が制限されたり、コードが邪魔になったりすることもあります。
内見で確認したい場所
- ・ベッドやソファを置きたい場所
- ・テレビやパソコンを置く場所
- ・冷蔵庫や電子レンジを置く場所
- ・洗濯機置き場の近く
- ・掃除機などを使う場所
できれば、内見のときに、家具や家電の置き場所を簡単に考えておきましょう。スマートフォンでコンセントの位置を撮影しておくと、引っ越し後の家具配置にも役立ちます。

3.洗濯機置き場は寸法まで確認する
洗濯機置き場も、見落としやすいポイントです。置くスペースがあるからといって、どの洗濯機でも置けるとは限りません。防水パンの幅や奥行き、蛇口の高さ、排水口の位置によって、設置できる機種が限られることがあります。
引っ越しを機に洗濯機を購入するなら、特に注意が必要です。
内見で確認したいこと
- ・洗濯機置き場の幅と奥行き
- ・蛇口の高さ
- ・排水口の位置
- ・洗濯機置き場までの通路やドアの幅
家電をレンタルする場合も同じです。届いてから「大きすぎて入らない」とならないよう、事前にサイズを確認しておくと安心です。
4.換気扇や水回りの状態を確認する
キッチンや浴室、トイレなどの水回りは、見た目だけで判断しないことが大切です。特に確認したいのは、換気設備、水漏れの跡、カビのにおいです。
- キッチンの換気扇が正常に動くか
- 浴室に、換気設備があるか
- 洗面台の下に、水漏れの跡がないか
こうした点は、毎日の暮らしやすさに関わります。窓を開けられるか、風が通りやすい間取りかも、できる範囲で確認しておきたいところです。
ただし、内見の短い時間で、設備の不具合をすべて見抜くことはできません。気になる点があれば、不動産会社の担当者に伝えて、入居前に確認してもらいましょう。不具合が見つかったときは、修理してもらえるのか、いつ対応してもらえるのかもあわせて聞いておくと安心です。
5.設備の不具合があったとき、誰が対応するのか
賃貸物件には、エアコンや給湯器など、最初から備え付けられている設備があります。ここで気をつけたいのが、設備の所有者と故障したときの対応です。
備え付けの設備なら、通常は貸主側が修理などを行います。ただし、契約内容や故障の原因によって、扱いが異なることがあります。
また、前の入居者が置いていったエアコンなどが、「設備」ではなく「残置物」として扱われるケースもあります。残置物の場合は、故障しても、貸主が修理や交換をしない契約になっていることがあるので注意が必要です。
内見でエアコンや照明器具などを見かけたら、次の点を確認しておきましょう。
- ・その設備は、貸主の設備か、残置物か
- ・故障した場合、誰が修理費用を負担するのか
- ・修理や交換の相談先はどこか
- ・入居前に修理してもらえる不具合はないか
設備があるというだけで安心せず、故障したときの対応まで確認しておくことが大切です。
内見のときに確認したい設備チェックリスト
ここまでの内容を、内見で使えるチェックリストにまとめました。もしもよろしければスマートフォンなどに保存して活用してみてください。
エアコン・設備
- エアコンの有無
- エアコンが設置できるか(専用コンセント、配管用の穴、室外機の置き場)
- 照明器具が備え付けられているか
- 給湯器や水回りの設備の状態
- 備え付け設備と残置物の区別
- 故障した場合の修理や交換の対応
コンセント・家電の置き場
- コンセントの位置と数
- 洗濯機置き場の寸法と排水口の位置
- 冷蔵庫や電子レンジを置くスペース
水回り・衛生
- キッチンや浴室の換気設備
- 水漏れ、カビ、異臭の有無
入居前の確認
- 入居前に修理してほしい箇所
気になったところは、写真を撮り、担当者に質問しておくと、あとから確認しやすくなります。
長崎への移住で感じた家選びの難しさ
長崎に移住して、家選びは、部屋の中だけを見ればいいわけではないと感じました。
長崎は坂の多い街です。家の前まで荷物を運べるのか、階段があるのか、大きな家具や家電を搬入できるのか。そうしたことも、実際の暮らしや引っ越し費用に関わってきます。
内見のときは、どうしても部屋そのものに目が向きます。けれど、暮らし始めてから困らないためには、設備だけでなく、家の周辺や搬入経路まで確認しておくことが大切です。
すべてを完璧に確認するのは、難しいかもしれません。それでも、気になることを一つずつ潰していけば、失敗は減らせます。
まとめ|内見では、暮らし始めた後を想像する
賃貸の内見では、家賃や間取り、日当たりなど、目につきやすい条件を優先してしまいがちです。
けれど、実際の暮らしやすさを左右するのは、コンセントの位置、家電の置き場、設備の状態といった、細かな部分でもあります。
私自身、エアコンについては、最初からきちんと考えておけばよかったと思っています。
引っ越しは、住む場所を変えるだけではありません。新しい場所で、毎日の生活を一から整えていくことでもあります。だからこそ、内見では「この部屋に住んだら、どんな一日を過ごすのだろう」と想像してみてください。
朝起きて、料理をして、洗濯をして、夜はゆっくり過ごす。そんな日常を思い浮かべながら確認していけば、見落としにも気づきやすくなるはずです。
これから引っ越しや地方移住を考えている方が、安心して新しい暮らしを始められますように。私の失敗談が、そのための小さなヒントになればうれしいです。
